文芸(詩・芸術・映画評論・エッセイ)/APIED vol.2/アピエ社
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書 名 APIED vol.2(アピエ2号)
発 行 アピエ社
定 価 500円(本体 476円+税)
判 型 H220mm×W130mm
ページ 91ページ
発行日 2002年12月22日
ISBN4-86219-043-X

内容

2号のテーマ:ドストエフスキー『罪と罰』

[編集者:金城静穂、編集後記より抜粋]
今号のテーマに。執筆者の方々は真摯に読み解き、多彩な原稿を寄せてくれました。同じ本を読んでも感想や思いは、人それぞれ、十人十色。1866年に出版された『罪と罰』に関する評論は数限りなく在りますが、あえて今、私たちがこの名作を自分に引き寄せ、ラスコーリーニコフの世界に思いを巡らせることは、決して「二番煎じ」に陥るだけだとは思えません。また、たとえ「二番煎じ」に過ぎないとしても、それが読者や書き手の「発見」となるなら、かけがえのないものになるはずです。というものの『罪と罰』にはみなさん苦労された様子。その「苦労」も行間から読み取ってくださればと願います。

目次

池田浩士    『罪と罰』の偶然性
中西昭雄    シベリアの「罪と罰」
増田博     八月の読書
みむろいさむ  マルメラードフとはどんな男か
藤原辰史    バザール小説としての『罪と罰』
金城静穂    なぜ彼女は殺されたのか
藤井祐介    「メカニズムの文学」と『罪と罰』
管野水紀    摘花
落合祥堯    『罪と罰』雑談
藤井勉     再会『罪と罰』
後藤真由美   罪を知り、罰を受ける
成瀬義明    僕の偏・「罪と罰」鑑賞
落合裕子    終わりのない疑問符
下平尾直史   「行き場のない人間」の音像―耳で読む『罪と罰』
十座海蝶子   シンクロ人魚
砂岸あろ    窓の向こうの私の息子
吉田道子    龍のわだかまる日
モリカズ森   B事件レクイエム